解説

アパートを借りるならまずは住民票の写しを取り寄せる

不動産屋に行ってアパートを借りるためにまず必要なのが住民票の写し。

ホテル暮らしをしていたり、友人宅に居候をしているなど、住民票を置いている住所から離れている場合は取り寄せの方法で手に入れましょう。

住民票の置いている住所の市役所まで、バスや電車で往復して取りに行くのは時間もお金もかかります。

ちなみにこの取り寄せの方法は、転出証明書や所得証明を取り寄せる時も同じやり方で行います。

写しの取り寄せ

必要なのは身分証のコピー、申請書、返信用封筒、切手の4点

身分証である免許証や保険証のコピーを1枚、コンビニのプリンターで印刷しましょう。白黒でOKです。10円

それと住民票の写しの郵送をお願いする申請書。市役所のホームページに行って該当の申請書をコピーして、住所や名前を書きます。

家にプリンターがない場合は印刷ができないので、自分で白紙のコピー用紙に手書きで書いたり、最寄りの市役所に代用の申請書をもらってそれに書いて送ることもできます。

申請書についてよく分からなかったら、近くの市役所で聞いてみてください。その市の申請書を渡されると思います。

あとは郵送に使う封筒2枚と、切手2枚。こちらから市役所まで送るためと、住民票の写しを市役所がこちらに送る用の封筒切手がそれぞれ1枚ずつ必要だからです。

写しが手元に届くまでの流れ

住民票の写しの申請書をホームページに行って印刷。もしくは白紙に手書きで書くか、近くの市役所に行って代用の申請書をもらう。

そしたら申請書に名前や住所、電話番号などを書き込んでいきます。

書けたら、次はコンビニへ行って身分証のコピーをします。

身分証のコピーと申請書を持って、郵便局へ。職員さんに「住民票の写しの郵送をお願いしたいです。」と言えば、手続きの流れを案内してくれるのでそれに従います。

封筒2枚と切手2枚を買って、こちらが送る用の封筒に送り先の市役所の住所を書いて、裏面に自分の住所を書きます。

市役所からこちらに送り返す返信用封筒にはこちらの住所を送り先に書き、裏面に市役所の住所を書きます。

あとは切手を貼って、こちらから送る封筒に身分証のコピー、申請書、返信用封筒を入れたらおしまい。

職員さんに封筒を渡して、あとは写しが届くのを待つだけです。

10日ほど待てば郵便で届くので、それを受け取って中を開けたら住民票の写しと領収書が入ってます。

かかるお金は550円程度

身分証コピー10円、住民票の写し代300円、封筒2枚100円、切手2枚140円。

割とかかりますが、自分で直接取りに行こうとするとバス代やらの交通費で1万円以上かかるので、そう考えれば仕方ないでしょう。

写しが手元に届くのは10日程度、速達なら5日

申請書の入った不当を向こうの市役所へ送って、写しの入った封筒がこちらに送られるのに大体10日程度です。

土日はさんで届くものと考えたほうがいいでしょう。僕がやった時は金曜に送って、2回目の月曜に届きました。

速達で送る場合は5日もあれば届きます。速達だと土日でも郵送してくれるので、急いでいる場合は多めにお金を出して速達でお願いしましょう。

ただ土日祝は市役所はお休みなので、その点は注意です。

備考

電話番号がないと送ってもらえない可能性がある　

僕が申請書の電話番号の項目に「電話を持っていません。」と書いて送ったら、「申請書の記入に不備があったので郵便でお知らせさせて頂きました。」と書かれた用紙が届きました。

で、市役所に電話をしたら、電話番号が書かれていなかったので送らなかったと言われて、本人確認のためにいくつか質問されました。

質問に答えたら「本人だと確認できたので今日中に発送させていただきます。」とのこと。

こういうことがあったので、電話番号を持っていないと写しは送ってもらえない可能性があります。

skype番号を一時的に取得して、それを記入するのがいいと思います。

ホテルに住所を置くのは職員によってはNGにされるかも

基本、生活の拠点となるところにしか住民票は置けない（住所変更できない）ので、ホテルに引っ越すから写しが欲しいと職員さんに伝えると、認められない可能性があります。

ウィークリーマンションなら認めてもらえます。ホテルの場合だと、納得させるだけの説明をしないといけないかもしれません。