カプセルホテル暮らしはできるのか?カプセル住まいのメリット、デメリットを詳しく解説!





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カプセルホテルを拠点に仕事に行っている人は実際にいます。

僕が知っている人だと、工事現場の監督で全国をあちこち回っている40代のおっさんです。(館内で仲良くなって、野菜ジュースもくれた。)

しかしこの人のように、カプセルホテルで生活って誰でもできるものなんでしょうか?

僕もホテル巡りをして、カプセルホテルには150回ほどは宿泊経験があります。

そんな経験をもとに、カプセルホテルで暮らす前に知ってほしい、メリットとデメリットについてを詳しく解説していきます。

宿泊代が安いのが一番魅力的なカプセルホテルですが、デメリットも多くあります。

この記事で、自分がカプセルホテル生活ができるのかどうかを判断してみてください。

 

 


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メリット

値段がとにかく安い

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ビジネスホテルの半額で利用できるのが、カプセルホテルの一番のメリットでしょう。

カプセルホテルの相場が2500円で、ビジネスホテルだと大体5000円です。

安いところだと2200円クラスもあります。

この値段で大きなお風呂に入れたり、ラウンジでゆっくりできるなどを考えれば、コスパは高いといえます。

半日いられるネカフェと思えばいいかもしれません。

ちなみにカプセルの上段、下段でも値段は基本的に同じです。

 

 

全ホテルの中で予約が一番取りやすい

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ビジネスホテル、旅館、カプセルホテル、ゲストハウス。これら様々な形態で宿を提供するホテルの中でも、カプセルホテルが最も予約を取ることが簡単です。

基本的にホテルは金土が最も予約が取れにくく、値段も高くなっています。

なので遅くとも1週間前までには予約をしておくべきなのですが、カプセルホテルの場合だと前日予約でも十分間に合います。

これはカプセルホテルでは眠れないのが原因でリピーターがつきにくく、単発のお客さんが多いからです。

またカプセルホテルという形態自体が珍しいので、敬遠されやすいのも理由の一つです。

このような予約の取れやすさから、酔っぱらったり、終電を逃して家に帰れないサラリーマンが緊急でカプセルホテルを利用したりもあります。

それぐらい予約なしでいきなりホテルに来ても、宿泊することができてしまうのがカプセルホテルの特徴ともいえます。

 

 

毎日部屋(カプセル内)がキレイ

 

カプセルホテルも他のホテル同様、清掃は毎日します。チェックアウトの10時ごろからチェックインの15時の間に清掃を行います。

連泊のお客さんがいても必ずチェックアウトの時間が過ぎたら、館内から出ていくように促されます。

そして全カプセルのシーツを変えたり、ゴミを捨てたりとまたきれいな状態で利用できます。

カプセルホテルに限らず、スタッフに清掃してもらえるのはホテル暮らしにとっては大きなメリットだと思います。

自分で掃除するのが苦手だったり、物を溜めこんでしまいがちな人は意外とホテルでの生活があっているかもしれません。

 

 

大浴場に入れる

 

大抵のカプセルホテルには大きなお風呂があって、無料で利用することができます。

場所によっては銭湯クラスの、水風呂からジャグジー付のお風呂にサウナまで提供しているところもあったりします。

なのでお風呂好きなおじいちゃんや、工事現場で働く作業服を着たおっちゃんがカプセルホテルをよく利用します。

緊急で泊まりに来るサラリーマン以外のお客さんは、ほとんど40代以上のおっちゃんです。

お風呂好きな人はカプセルホテルに泊まるのに向いているかもしれません。

 

 

マンガが読めたり、麻雀が打てたりもできる

 

カプセルホテルは男しか泊まれないので、必然と男向けのサービスが増えてきます。

カプセル内のテレビにアダルトチャンネルがあるのもまさにそうです。

ラウンジにマンガコーナーや麻雀専用の部屋がある以外にも、畳の部屋の隅のほうに将棋や囲碁の盤があったりもするので、館内で仲良くなった宿泊者同士で打ち合ったりしています。

 

 

運が良ければ無料朝食も

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2500円という格安の値段の上に、無料朝食がついているところもたまーにあります。

朝食の時間は大体6時から9時ぐらいまでで、バイキングか定食で食べることができます。

朝食の内容がご飯、味噌汁、生卵、海苔、茹でたソーセージやサラダなどです。

館内の食事処で朝食をとることになるので、喫煙OKなのでタバコが苦手な人は注意。

 

 

デメリット

いびきがうるさくて眠れない 耳栓必須

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カプセルホテルの最大の問題点である、カプセル内で眠れないのが一番のデメリットです。

同じ宿泊者の大きないびき、フロアを歩く音や話し声で夜なかなか寝付けないのは本当に辛いです。

また夜が明ける6時ごろになれば、カプセル内にある目覚ましタイマーの音が鳴り始めます。これがフロア内にあるあちこちのカプセルから絶え間なく・・。

なので耳栓なしでカプセルホテルに泊まろうとするのは無謀です。忘れた場合は耳栓が売っていないか、フロントで必ず問い合わせるようにしてください。

上記の騒音以外でも、自分が下段のカプセルだった場合、上段に泊まる人がはしごに昇ってカプセル内に入るまでのギシギシ音もストレスになります。

また運が悪ければ、自分のカプセルの近くに咳が止まらない客と居合わせてしまうこともあります。

日雇いの人か分かりませんが、深夜中ずっとゲホゲホ言い続けて、こちらが寝つけてもすぐ目が覚めてしまって本当にストレスでした。

他にもいびきにキレたおっさんがカプセルの壁を思い切り蹴とばしたり、いびきがうるさい本人に水をぶっかけたりというトラブルもあったりします。(ちなみにこれらをしてもいびきをかく本人が起きることはなかった。)

以上のように、カプセルホテルに泊まることは寝る時の騒音を受け入れる覚悟が必要です。

だからカプセルホテルに泊まりに来る人ってあまりいないんですね。

 

 

ラウンジ、マンガコーナー、食事処がタバコくさい

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基本的に館内はカプセルフロアを除いて喫煙OKとなっています。

なのでタバコを吸わない人にとっては合わないかもしれません。

僕もタバコは吸わないし、煙も吸いたくないのでお風呂に入ったらすぐカプセル内にこもってることが多かったです。

カプセルフロアは完全に禁煙となっているので、空調完備ですごく空気がキレイに感じます。

 

 

フロントの対応がすれているか事務的

 

宿泊料金が安いので、その分カプセルの数を増やしてたくさんの客の対応をします。

なので人気のあるところだと、ファーストフード店のようにサッサッサっと客に金をもらってはロッカーの鍵を渡すようにしているので、なかなか気軽に質問とかができません。

また来る客層もあってか、フロントの受付の人はすれてる人が多いです。明らかに客との線引きをしており、露骨にめんどくさそーな応対をする女性スタッフさえいます。これほんと嫌

なのでカプセルホテルでは、ビジネスホテルのような質の良いサービスは期待しないことです。

カプセルホテルと同じ値段で運営しているゲストハウスなら、気さくで親身なオーナーさんやスタッフさんがいるのにな~とも思ってしまいます。

 

 

ハズレのカプセルホテルはトイレが汚い、カプセル内でもタバコ臭い

 

劣悪なカプセルホテルというのは、客層の質に比例します。

パチンコ屋の隣に建っているところが一番ハズレの可能性が高いです。トイレが汚く臭かったり、カプセル内でタバコを吸っている人までいます。

またカプセル内の壁にビールのチラシが貼っていたりもします。一般的なカプセルホテルにはありません。

カプセルホテルの良し悪しを見分けるコツは、カプセル内にタバコの焦げ跡があるかどうかではないかと思います。

カプセル内のリモコンが置いてある台や布団に焦げ跡がないか探してみて、ホテルの質を判断してもいいのではないかなと思います。

 

 

結論

旅費を節約したいか、泊まるところが見つからなかった時の最終手段

 

メリット以上に、デメリットが目立ってしまうのがカプセルホテルの特徴でもあります。値段が安く予約が取れやすいのには、相応の理由があるからなんですね。

なのでカプセルホテルに泊まるということは、緊急でネカフェやカラオケで一晩過ごす程度のものだと思ったほうがいいかな。

もし泊まる時は絶対に耳栓だけは用意しておいてください。

100円ショップのスポンジタイプの耳栓が手元にあるだけで安心できるところは、カプセルホテルと夜行バス以外ないかもしれません。

 

 




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Comment

  1. 匿名 より:

    カプセルホテルって女性でも泊まれますよ

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