[引っ越し]転出届(転出証明書)に必要なものと郵送手続きの方法
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解説
引っ越しをするなら転出証明書を手に入れることから。2通りの方法を解説
引っ越した後に必ずやらないといけない、転出届と転入届の手続き。
まずは転出届の手続きをして、転出証明書を手に入れましょう。
手続きの方法は2種類あり、自分で直接行くか郵送で取り寄せるやり方があります。
僕自身の実体験も踏まえて、転出証明書をスムーズに手に入れるためのアドバイスを解説していきます。
市役所へ直接行く
必要なものは身分証のみ
自分で直接、役所で手続きする場合に必要なものは身分証のみです。免許証、保険証、マイナンバーカード、パスポートなど。
職員さんが身分証の確認をしたら、後は転出届の用紙を渡されるので、現時点の住所と、引っ越し後の住所、世帯主や転出(予定)日を書いていくだけです。
特にここで引っかかることはないので、わからないところがあれば職員さんに聞けば問題ありません。
行く場所は住民票の置いてある市役所へ
ここは特に書くことはありません。現時点の住民票が置いてある住所から一番近い役所へ。京都市に住んでいるなら京都市役所へ。向日市なら向日市役所。
それ以外の役所に行っても手続きはできず、もし行ったら「あなたのお住まいの住所でしたら、○○市役所ですよ。」と教えてくれます。教えてくれなかった聞いてください。
その場で転出証明書をもらえるので時間は30分もかからない
郵送とは違って、すぐに発行してもらえます。
窓口へ行って、身分証を提示して、用紙に記載して、それを職員が確認して発行する一連の流れで、30分もかからないでしょう。
手数料などはかからない
転出証明書を発行してもらうのに、特にお金はかかりません。
前住所の役所で転出証明書をもらって、引っ越し先の役所で転入届けの手続きをするまでの間にお金がかかることはありません。
郵送で取り寄せる
必要なものは身分証のコピー、請求書、封筒2枚、切手2枚
家出をしているなど、すでに引っ越し先に移っている時は、郵送の方法で転出証明書を手に入れるのが最良です。
前住所の役所までバスや電車で行くには何千円とお金もかかるし、会いたくない人間とばったり会う可能性は避けたいですし。
ということで、郵送の手続きで必要なのは身分証のコピー、転出証明書を請求するための用紙1枚。役所へ届けるための封筒と、返信用封筒の計2枚。そして往復分の切手2枚分。
身分証のコピーは白黒のでOKです。コンビニに行けば10円で印刷できるので、パパっとやってしまいましょう。
カラーで印刷しなくて大丈夫です。表面だけのコピーで問題なし。
転出証明書を請求するための用紙は、役所のホームページから請求書のPDFがあるのでそれを印刷して、ペンで記入していきます。書けたら、身分証のコピーと一緒に配達用の封筒に入れる。
返信用の封筒の宛先には引っ越し先の住所と自分の名前を書き、切手を貼ってください。
貼るところまでやったら、あとは封筒を三つ折りか二つ折りにして、配達用の封筒に入れます。封筒の中に封筒を入れるという。
返信用の封筒は、役所のほうから転出証明書をこちらに送り届けるために必要なものです。切手も。
郵送にかかるお金はすべて、自分で負担しないといけないということですね。
身分証のコピー、転出証明書をもらうための請求書、返信用の封筒の3つを入れたら、あとは郵便局に持って行くか、ポストへIN
転出証明書が来るまで待ちましょう。
プリンターがないなら、手書きで書くか市役所で代わりの請求書をもらう
転出証明書の請求書を印刷しようにも、家にプリンターがないから印刷ができない!という場合は、手書きか近くの市役所で請求書をもらうかの2通りの対処法があります。
まっさらなコピー用紙に、自分で転出(予定)日の日付、現住所、転出先、本籍、世帯主、筆頭者、電話番号などを手書きで書いていきます。
書けたらそれを封筒に入れて郵便局へ送る。
もしくはどこでもいいので適当な市役所へ行って、職員に「引っ越しをしようと思っているけれどプリンターが家にないので、転出証明書の申請書をこの市役所のもので代用できませんか。」と聞いてください。
そうしたらその市の申請用紙をもらえるので、それに一通り書いてください。
請求書にその市の名前が書かれていたら、二重線して証明書を請求する市に書き直したり、「請求書をホームページから印刷できなかったので、代わりの用紙をもらいました。」と紙の隅のほうに書いておいたほうがスムーズかもしれません。僕は書きました。
上記のやり方で本当に大丈夫か不安なら、引っ越し前の市役所に電話で問い合わせてみてください。
電話番号を書かないと証明書を送ってくれない可能性大
住民票の写しを郵送で送ってもらおうとした時の話なんですが、僕が請求書の電話番号の項目に「電話を持っていません。」と書いて送ったら数日後、返信で届いた封筒の中に「確認したい事があるので、こちらの番号にお問い合わせください。○○市役所市民課」と書かれた紙が入っていました。
で、急きょskype番号を発行して電話をかけたら、「電話番号が書かれていなかったので、写しの郵送はしませんでした。電話番号はないのですか?」と聞かれたので、skype番号を伝えて、いくつか質問されてそれに答えたら、無事に写しを送ってもらえました。
恐らく、転出証明書の郵送でも電話番号は必要なので、もし事情があって電話番号がない場合は最悪、前住所の役所まで足を運んで行くことになるかもしれません。
普段使わないとしても、電話番号は持っておきましょう。
かかる期間は7日~10日。速達なら早くて3日 ※郵便局による
普通郵便なら大体1週間は見ておきましょう。片道大体2~3日程度です。土日祝も考えたら、遅くても10日。
土日祝も配達してくれる速達を郵便局でお願いすれば、非常にスムーズに行って3日で手元に転出証明書が届きます。
ただし郵便局から自分の住んでいる住所のポストに「住所確認ができないので配達できない。」という内容の書かれた手紙が届くことがあります。
これはまだ引っ越し手続きが済んでいないため、郵便局の配達名簿に自分の名前が記載されておらず、局内で郵便物を保管している状態だからです。
この手紙に「自分は今この住所に住んでいて、配達をしてほしい。」ことを記入して、ポストに入れるか郵便局へ持って行ってください。
1週間しか保管されないので、手紙に気づいたのがギリギリなら郵便局へ直接持って行ったほうがいいでしょう。
持って行った翌日に保管していた転出証明書が改めてポストに届けられます。土日に持って行ったら月曜。
この在籍確認の手紙のロスがあるので、下手したら2週間かかることもあります。
僕がやった時は、金曜に転出証明書の請求書を送って、次の木曜に在籍確認の手紙が届き、また金曜に手紙を郵便局に持って行って、月曜にようやく転出証明書が届いたので、10日かかりました。長い
ポストを開けたら手紙が入っていて「転出証明書が届いた!!」と思ったら、郵便局からの在籍確認だった・・・ということがあるので、ご注意を。
郵送の取り寄せでかかる金額は300円以内
封筒2枚で110円、切手1枚が80円で2枚必要、そして身分証の白黒コピー1枚10円なので、全部合わせて300円もかかりません。
もし速達でお願いする場合はもうちょいかかります。片道300~500円ぐらい。
往復分の速達にすると合計1000円超えることもあるので、日にちに余裕があるなら、普通郵便にしたほうが無難です。早く手続きを済ませたいなら往復分の速達を。
よくわからなかったらとりあえず役所と郵便局へ
この記事で解説したことがいまいちピンとこなければ、引っ越し先の市役所でも、どこの市役所でもいいので、そこに行って相談するか、電話で聞いてみてください。
郵送に関しても、郵便局に行けば一通りやり方を教えてくれます。
封筒も切手も郵便局に売ってるし、返信用の封筒を折りたたむのも局員さんが代わりにやってくれたりもします。
「転出証明書の取り寄せをしようと思ってるんです。」と言えば、大体察してくれます。
備考
転出証明書にはマイナンバーが記載されているのでメモっておく
マイナンバーカードを持っていなかったり、通知カードを知らずに、まだ自分のマイナンバーを知らない時は、転出証明書に書かれている「個人番号」に記載されている12桁の番号をメモ用紙なり、スマホのメモ帳に書いておきましょう。
今後、マイナンバーの番号が必要になった時に、この時控えた番号を提示すればOKです。
マイナンバーカード発行の時にも必要です。
不安なら役所の職員さんに聞いてみてください。「まだ自分のマイナンバーを知らず、転出証明書に書かれた「個人番号」はメモっておいたほうがいいでしょうか。」と。
それでは転出証明書が手に入りますように。
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