家出する人の心理はどういったものなのか。自分に気づいてほしいか、関わりたくないかのどちらか。
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家出といったら、文字の如く今住んでいる家から出ていくことです。
つまり何かしらのトラブルがあったから、出ていく。
親の主張に子が歯向かったり、夫婦で何か折り合いがつかなかったりなどで、家出が発生します。
この記事では、親子でのトラブルで子どもが出て行ってしまう場合の、家出する人の心理についてを解説していきます。
なぜ家出をしてしまうのか
自分の存在の必要さに気づいてもらいたくて
親から、「邪魔だ。どっかいけ。」とか「お前は不出来だ。」、「産まなきゃよかった。」と言われた時に、家出をするケースは多くあります。
「決して本心じゃないはず。そんなこと言って、もしいなくなったらきっと謝ってくるに違いない。泣いてくるに違いない。」
そういった期待もこめて、一時的な家出に走ります。
一時的なので長くても2.3日程度。
また「今すぐ出て行ってやる。」という突発的な家出が多いため、何も持たずに出ていく場合が多く、大体は半日もせず、深夜か翌日に戻ってくるのが大半です。
家出をして家に戻った時に、親から怒られたり、悲しまれたりすることで、自分の居場所を確認する。
いわば、自分は親に愛されているか、試したいがための家出です。
なのでこちらの場合はプチ家出に該当するものですね。
普段の生活で、子どもに対して否定事ばかりを言っていたら、このような家出グセがついてしまうため、親は子どもとの関わりを一度振り返る必要があります。
忙しいだの、甘えるな、だのと言って、子どもとのふれあいの時間を作らなかったら、子どもが親への気持ちは遠のいていきます。例外はありません。
相手ともう関わりたくないから
親からの体罰や怒鳴り声、行き過ぎた否定事、金銭トラブルに耐えられずに家出をする場合がこちらです。
親の立場を利用して、子どもにあれもしろこれもしろと指図ばかりしたり、何かと難癖をつけて体罰や怒号を放ってサンドバッグのような扱いをすると、子どもは一刻も早く逃げ出そうと考えます。
親の都合で、子どもの将来を決めるのもこれに含まれます。
やりたくない習い事を強制的にやらせたり、行きたい学校へ行かせない、子どもの夢を嘲笑って否定するなどがそうです。
また子どもが成人して社会に出て収入を得るようになってから、親が子どもにたかってくるのも、家を出て行って縁を断とうとする要因の一つです。
「育ててもらった恩を返せ」、とまるで年金がもらえるかのような感覚で子どもにお金を請求したり、老後の面倒まで見させようとします。
子どもは子どもで、自分の自由な人生を歩みたいのに、親が足を引っ張るので、うんざりして絶縁まで考えるということです。
子どもに親を養わないといけない義務はないし、感謝したいという気持ちが子にないのであれば、親にお金を払う必要はありません。
そこを親が勘違いして、子どもにたかろうとするので、余計に子どもから嫌われて出て行かれるというわけです。
それでも子が家出をしても、親が追いかけようと、警察に捜索願を出したり、住民票を確認して追跡しようとしてきます。
親というのは、世間が公認したストーカーのようなものです。子にとってはね。
だから子どもは逃げ続ける。決して実家に帰ることなど、もうないのに。
まとめ
家出してもすぐ戻ってくるだろう、と楽観視しないこと
家出をするには必ず原因があります。その原因が解決できなければ、また家出を繰り返す可能性が高く、またどんどん家出のペースや期間が延びていきます。
「どうせ家出したって、金がなくてすぐ帰ってくるだろ。」という姿勢で考えていたら、親は必ずいつか痛い目を見ることになります。
家族というのは、あくまで集団の一つの名称にすぎません。どんなことがあっても決して切れることのない深い絆だと思ったら大間違いです。
親と絶縁したがっている子は絶えないし、なぜ絶縁しようとするのか理解できない親はたくさんいます。
しょせん、親と子の関係であっても、ただの他人です。考えが合わなければ離れるだけの、もろい糸です。
だからこそ、親子関係を大事にしたい、と思っているなら子の考えを尊重しないといけません。
ちなみに、もし親子の考えが合わなくても同じ家に住んでいるなら、それは金でつながっているだけです。
家出をしたくてもお金がなくてできない、とか1人暮らしするよりも実家のほうが節約できる、とかね。
親子関係なんて美しくもなんともありません。家族なんて言葉はただの集団名です。
以上、家出をする人の心理は、相手に自分のことをわかってほしいか、相手との関わりを断ちたいかのどちらかです。
いわば、今の関係が決定的に崩れるかもしれないかどうかの瀬戸際です。
楽観視せず、子が大切だと思うなら、家出をされたら親は子どもの話を聞いて、今後どうしていくのかを話し合うようにしてください。
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人の話を聞ける親なら子供との関係もこじれないですからね
毒親が勘違いしてるのは子は親だから従ってるのではなく
親(金)が無いと生活出来ないから我慢してるだけの話なんですよね
だから出来た親ってのは子供と親友の様に又は尊敬される師のように振る舞うんだよね
金以外で子供に一緒に居る価値が有ると思わせないといけない
少なくとも人間関係に於いて親友や師と金目当てでつるむ人は居ない
毒親の振る舞いは理不尽な上司と一緒なんだよ
子(部下)は金の為に我慢してる