家出後の仕事探し 住所や身分証は本当に必要なのか?
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家出をして新しい住まいを見つけたら、次にやることは仕事を探すこと。まずは現状を維持するためのお金を稼ぐことから始めていきます。
となると、月10万を目安に稼げる仕事を探していくことになります。数あるアルバイトの中で、必要なものとはいったいなんでしょうか。
本当に住所や身分証は必要なのか。家出をしてしまえば男なら日雇い、女なら風俗しかないのか。
答えはNOです。
僕は家出してから9年の間で10個以上の仕事をやってきましたが、そんなことはまったくありませんでした。
以下が僕のやってきた仕事ですが、いずれも家出中にしていたものです。(古いほうから順番に記載。)
ラーメン屋のホール、ゲーム屋の雑用、工場の派遣社員、マックの厨房、ネカフェ店員、喫茶店の店員、映画館の清掃、チラシ配り、夕刊配達、ランサーズ、GoogleAdsense、ゲストハウスのヘルパー
清掃が19才の頃に始めてたので、それ以前のバイトは未成年の頃にやってたことになります。
それでは自分の経験を踏まえた、家出人の仕事探しについてを解説していきます。
必要と言われているもの
住所
住所がないと働けないと聞きますが、なんでそう思うんだろうと不思議です。
家出で居候しているなら、そこの住所にすればいいし、ホテル住まいならその住所を書けばいい。
ただしホテル住まいの場合、番地までにとどめるようにしてください。ホテルに住んでいることを言うと、高確率で追及されます。
社員にしてもバイトにしても、面接をするというのは、どれだけその応募してきた人間が信頼できるか、という審査です。
家出人であることをわずかにでも匂わせないようにしてください。
身分証(保険証、運転免許証)
身分証があるなしでの仕事の就きやすさはだいぶ違います。身元が確認できないと、ワケありと判断して断られるからです。
特にチェーン店や大手の企業がバイト募集をする場合は、身分証は欠かさず確認をとるようにしてます。
だからといって、すべての仕事が身分証なしではやれない、というわけではありません。
履歴書が一切不要!なんて求人誌に書かれているものがあるぐらいですから、必ず身分証なしで働けるところはあります。
まず電話でバイト応募する時に、面接のときに必要な物は何かを聞いて、その電話対応の人間の返事で身分証を言わなかった場合は、そこに行ってみてください。
僕も身分証なしで働けたところが3ヵ所ありました。ゲーム屋の雑用、映画館の清掃、夕刊の3つです。ネットでの仕事も含めていいなら、ランサーズとAdsenseもそうです。
通帳
こちらもあれば、バイトに就きやすくなります。相談すれば、手渡しにも応じてくれるところもありますが、基本振り込みでやっているところはそれに従ったほうが、印象を下げずに働きやすいです。
身分証と同じように、面接のときに必要な物が何かを聞いて、通帳が必要かどうかの確認を。
僕が働いてきた仕事の中だと、ゲーム屋の雑用、ラーメン屋のホール、工場の派遣社員、映画館の清掃、夕刊配達の5つでした。
このうち、工場の派遣社員だったときは通帳がなかったので、相談して営業の人にコンビニの近くまで来てもらって、お給料を頂きました。さすがにこの時は迷惑をかけてしまいました。
ネットでお仕事をする場合は、通帳は必須です。
電話番号
何かあった時に連絡を入れられるようにするための電話番号はまず必要です。まぁこれは、緊急で仕事に来てもらいたい時に、すぐ呼べるようにするために求められる場合が多いです。
それ以外で連絡を入れることはほとんどありません。仕事をバックれたとか、そういったトラブルを起こさない限り。
ケータイを持っていない場合は、パソコンで電話番号を取得する方法があるので、それで対応してください。
それも難しいなら、ケータイは持っていないと答えてください。
「なぜケータイを持ってないのか」と、面接側に聞かれたら「電話料金を節約したいから」、と答えればOKです。
スーツ
就活には必須のスーツですが、バイトの面接でスーツ姿で行くのはむしろ浮いてしまうぐらいなので、なくてOKです。
僕自身も10個やってきたバイト全部、私服で行きました。夏ならシャツとズボン。冬ならダウンを着て。
面接の時もそれぐらいの軽装でいいですし、制服は向こうで支給してくれます。
本当に必要なもの
健康な体
バイトは基本的に体を動かす仕事なので、元気な体であることが必須です。家出人は人一倍、健康に気を使わないと心が折れてしまうので、健康管理は特に気をつけて!
体を動かす仕事なので、面接側は40,50代よりも20代の元気な人のほうを求めます。
まずは元気な体であることから。もし精神薬を飲んでいる場合は、言わないようにしたほうが無難です。
真面目さ、元気さ、謙虚さ
いくら身分証や通帳を持っていても、本人の態度が悪ければ、お断りされてしまいます。
「私は家出をして辛いんです。」みたいなオーラが漂ってたら、必ずそれは仕事場でも伝わってしまいます。
与えられた仕事を確実にこなす、誠実な人間を誰もが欲しがります。
面接側が求めている人材になれるように、意識するだけでも相手への印象はだいぶ変わるので、心がけてみてください。
イケメン、カワイイ
ぶっちゃけた話、人なんて見た目で選んでしまうものです。それは仕事の面接でもそうです。
まじめで人一倍仕事をこなせる人よりも、カワイイ女の子を雇ったほうが楽しくていいじゃん、と考える面接官は少なくありません。
見た目で仕事の就きやすさに大きな影響がでます。誰も決して口には出しませんが、これが現実です。
家出中であることは言わない
面接というのは信頼を勝ち取る作業です。
家出人というのはワケありに分類される、関わるとめんどくさそうな人に該当するので、基本的に言わないようにしてください。
これはパニック障害やADHD、不眠症など、精神的な病を患っている人たちも同じです。自分からわざわざ、ネガティブな事情を話してしまえば、面接官を不安にさせるだけです。
要は仕事ができればいいわけなので、不安要素は相手に伝えないようにするのが吉です。
まとめ
求人誌に載ってる仕事の中から、10個応募すれば1個は見つかります。
高校も卒業して、身分証も通帳もケータイも持ってるし、住所も書ける。そういった一般人たちに比べたら、バイトを見つけるのも手間になりますが、まったく働けないわけではありません。
この記事で解説したように、バイトだと公的な書類よりも中身を重要視するので、そこをどれだけアピールできるかにかかってます。
正社員の就職と違って、面接は15分ぐらいです。それで採用されたら、その日からバイトに出れるか聞かれたりもしますので、気軽にやれるのがメリットです。
バイトでの仕事ぶりを認められたら正社員にもなれますので、家出をしたからといって先行き真っ暗ではないので安心してください。
それでは良き家出ライフを送れますように。
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ケータイを持っていない理由に通話料を「節約したい」というのは思いつきませんでした!ありがとうございます(^ ^)