毒親に復讐すべきか。子どもに選べる4つの選択肢 「殺す」、「苦しめる」、「逃げる」、「許す」
目次
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「あんたのためを思って言ってんのよ!!」とヒステリックに叫んだり、殴ったりしてくる親。
「これが常識だ。」、「お前はどうしようもない人間だ。」と自分の狭い価値観を子どもに押し付ける親。
子どもの人生を好き勝手いじくり回して一方的に終わらせたこの帳尻をどう合わせるというのか。
過去に親に受けてきた仕打ちを、どう復讐すべきか、選べる選択肢を考えてみました。
殺す
毒親の息の根を止める
毒親と関わっていない間でも抑えきれない憎悪と苦しみ。
それを晴らすために殺したいと考えてしまいます。
「殺した後のことなんかどうなろうと知ったこっちゃない」、とまで思えるならガチでやれるかもしれない。
よく「復讐は虚しい」と言いますが、それは復讐を成し遂げて、今までの憎しみの根源が消えるからです。
それを無意味と言ってしまうのは欺瞞じゃないかなと思います。
なので、殺したきゃ殺せばいいと思います。
僕個人としては殺すよりも苦しめるほうを選択したほうが、復讐してる感があるので、そっちをおススメするかな。
よく映画なんかで散々悪事を働いた悪者が、主人公にあっさり殺されてるシーンなんか見てると、「なんかずるいなぁ。」と思います。
監禁したり、拷問したり、殺したりしてきた悪人たちが、主人公のど派手なアクションシーンでズドンと1発撃たれて死ぬ。
「えー、こんなんで許されるんかい。」と納得いかねー
「死」って「解放」だと思うんです。この世の苦しみをもう味わうことなく、脳が動かなくなってあとは土に還るだけっていう。
あっけなく死ぬとかズルい
苦しめる
肉体や精神に何年、何十年と気が済むまで痛めつける
一言でいえば、「嫌がらせをする」ってことですね。
五感に基づいた不快感を与えたり(悪臭、騒音、殴打など)、毒親に直接、存在を否定し続けたり。(お前みたいな親から生まれるんじゃなかった、など)
もしくはボコボコに殴って一瞬で終わらせるだけってのもいいかも。うっかり殺してしまわないように注意です。
世間では「復讐は復讐を生む」、だの「復讐は悲しいだけ」だの、なにを根拠にそう言い切れるのかが不思議です。
逃げる
毒親の存在を忘れてしまう
「逃げる」という表現だと誤解を生んでしまいますが、要するに「関わらない」ということです。
親のいない環境に身を移して、ストレスの根源を絶つやり方。
僕が今とっている選択肢がこれです。
16才で家出し、そのまま旅をして日本中を見回っています。
近いうちに世界も見てみたい。特に中国とアメリカに行ってみたいです。
インターネットも普及しているので、色んな人と交流してみたい。海外のゲームをしたり、マンガを読めるようになりたい。
毎日遊べる環境にしたい。だからお金を得る仕組みを整えたい。ゴロゴロしててもお金の入る流れを作りたい。
と、知りたいこと、やりたいことが多くて親に関わりたくない状態です。
家出をしてから1年間ぐらいは毎日殺してやりたいと思ってました。
それが段々、どう痛めつけてやるかに思考が変わり、9年経った今はもう風化してきてどうでもよくなってきています。
でもそれでも時々、悪夢で親が出てきて、胸くそ悪い目覚めになることもありますが、「部屋暑かったかな。」と思ってクーラーをつけて30分ぐらい心を落ち着かせてます。
時折、頭に浮かぶ親への苦しめ方を考えているときは、「あー、今イライラしてる。ちょっと水でも飲むか」と自己管理が疎かになってる基準として判断するようになりました。
自分が今抱えているストレスに比例して、親が頭の中に登場しやすくなります。
そして復讐しているイメージを何度も何度も繰り返す。
こういった自分が嫌なので、やる予定や習慣を減らしたりして今の時間を大切にするようにしています。
そうやって何年も時間をかけて忘れていく。
記憶からも、感覚からも親と言う存在が消えていく。
今も時々思います。「あの人間たちは本当に俺の親だったんだろうか。」と他人事の、夢だったかのような感覚に陥る時があります。
ま、それでも鏡に父親そっくりの自分の顔が映って、ため息が出るんだけどね。やれやれ。
血を見るのが怖いので殺せないし、警察に捕まって刑務所に入れられたくない臆病者の1つの意見として参考になれたら幸いです。
自分にはやりたいことがあったり、復讐する度胸がない人は時間をかけて忘れるのがいいと思います。
それが一番良い選択だと僕は思います。
むしろ毒親から受けた毒によって、タフになれたとも思ってます。(笑)
そこらへんの人よかポジティブに、自分勝手に生きられてるので楽しいです。
許す
毒親の過去をすべて容赦する
今まで自分が受けた仕打ちを許す。
親にも辛い思いがあっただろうし、親なりの考えがあったんだろう。と同情して許す行為。
ただし、これは親に罪の意識がある場合に限ると思います。
親が「自分のやったことは当然だ」、と思っているのに、許すという表現はなんだかおかしい。
この「許す」という行為は世間では美しい、素晴らしいものと評価してますが、僕はこの選択をした人をあんまり好きにはなれません。
自分が散々受けてきた苦痛を自分が抱えたまま終わりにするってことですから。
許したつもりでも、忘れることはできないので、今後も永遠に自分を苦しめることになります。
親を許す前に、自分の気持ちを優先的に考えないと、苦しい気持ちがずっと残り、何かと衝動的な暴力に走りかねません。
まとめ
どの選択を選んでも、苦しみは終わらない
親を殺したら新しい不安が生まれます。
殺して血を見てトラウマになったり、世間から罵られたり、今までの人間関係が崩れたりなどなど。
そして親を苦しめるという選択肢も、同様に自分にも苦しみを与えます。
相手を苦しめてる時って、復讐してる側も結構しんどいんですよね。罪悪感とか自己嫌悪に耐えないといけない。
親と一切関わらないで忘れるようにしても、記憶から完全には消えないでしょう。見たくないのに、悪夢として脳内に勝手に再生される。ポンコツ頭。
親を許しても時折感じる欺瞞に、やっぱり許せないと思う時がきます。なんで自分ばかり、ってね。
だから僕としては、自己管理をして負の意識に頭がやられないようにするのが最善の道かな、と思ってます。
睡眠食事を確立し、静かに過ごせる環境を作り、なるべく予定を作らずのんびり生きる。自分だけのために生きる。
これを年単位で続けてみてください。最初はつらいですが、少しずつ復讐心は薄れていくと思います。
僕自身、「どれだけ自己管理が生きる上で重要なのか」ということが、毒親から学べた教訓の一つです。
あとは「自分以外は他人」ってことかな。家族という単語がすごーく嫌いです。にっこり
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とても共感できます。
私は自分が結婚してから出来た家族(夫と子ども達、義母)以外家族とは思ってません。
ときどき思うのです。私の生みの親はどこかにいて、何か事情があってあの毒親どもに預けたんだと。顔が毒親どもとよく似ていようが、DNA鑑定で実の親と証明されようが自分の親として認めるつもりはありません。
いつも毒父を殺したいと思ってました。今でも毒父が死ぬことを想像すると気分がスーッと楽になります。自分の手で息の根を止めてやりたいけれど、絶対に自分の手を汚してはいけないと思います。
クズ親のために自分の人生を棒に振りたくないので。
私は今、時間をかけて毒親どもへ復讐をしています。じわじわ金を吸い取ってやるつもりです。表面的にはニコニコして毒親の子を演じてますけどね。
もし、自分の親を殺したいと思ってる人がこれを読んでいたら伝えたいです。さっきも言ったけど、絶対に自分の手を汚してはいけない。自分の人生を棒に振ってはいけない。毒親どもは回り回って大きなしっぺ返しをいつか必ず受けるから。待ちましょう。
こんなことは誰にも言えません。人に言ったら、私がイかれてると思われます。私がイかれてると思う人はきっと素晴らしい親の元で育ったんでしょうね。
アダルトチルドレンの苦しみに終止符は存在しないのです。